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» 2014年10月06日 10時35分 公開

テスト/計測:キーサイトがモジュール計測器を拡充、測定コマンドや操作環境はボックス型と互換 (2/2)

[馬本隆綱,EE Times Japan]
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ボックス型スペアナの機能と性能をそのまま小型化

 M9290A CXA-mは、ボックス型「CXA Xシリーズ」の機能と性能をそのまま小型化し、PXIモジュラー製品として供給する。特に、PXIモジュラー製品としては初めてRFプリセレクタを搭載したという。これにより、観測したい信号波形のみを見ることができるため、外来ノイズが多い環境でのEMI測定なども、ボックス型と同様に行うことができる。掃引方式のスペクトラムアナライザのため、電波法で要求されるスプリアスや高調波のテストにも対応することができる。

ボックス型「CXA Xシリーズ」(左)の機能と性能をそのままPXIモジュラー製品とした

 モジュラー製品のため、複数台の測定器を必要とする多チャネルEMI測定なども、コンパクトなシャーシに実装して行うことができる。しかも、M9290A CXA-mには、ダウンコンバータモジュールやA-Dコンバータモジュールなども含まれており、これらが接続された状態でキャリブレーションしている。

 M9290Aシリーズは、周波数レンジが10Hz〜3GHzの「M9290A-F03」、同じく〜7.5GHzの「M9290A-F07」、〜13.6GHzの「M9290A-F13」、〜26.5GHzの「M9290A-F26」がある。価格(税別)はM9290A-F26で334万5600円(これとは別に本体が11万3604円)。

5Gに対応する帯域幅と多チャネル測定を実現

 M9703Aは、12ビット、8チャネルのデジタイザで、現行モデルに新たなファームウェアを搭載することで、機能を拡張した。PXIクワッドダウンコンバータ「M9362A」とシグナル変調解析ソフトウェア「89601B」を組み合わせれば、10MHz〜50GHzの高周波信号において、最大1.25GHzの広帯域変調解析が可能になるという。

5Gに対応する帯域幅を備え、多チャネル測定が可能な12ビット、8チャネルのデジタイザ「M9703A」

 さらに、13スロットを実装できるシャーシ「M9514A」を用いて、8チャネル対応のM9703Aをフルに実装すれば、最大104チャネルの位相コヒーレントに対応した測定が可能となる。これにより、5Gで必要となる「Massive MIMO」やデジタルビームフォーミング(DBF)に対応する測定を実現することができるという。価格(税別)は793万円より。

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