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LTE-Advanced 3x CA機能を検証、ローデの無線機テスタテスト/計測

ローデ・シュワルツ・ジャパンは、広帯域無線機テスタ「R&S CMW500」を用いて、LTE-Advancedの3帯域キャリアアグリゲーション(3x CA)カテゴリ9のスループット試験を実施した。

» 2014年12月18日 12時15分 公開
[EE Times Japan]

 ローデ・シュワルツ・ジャパンは2014年12月、広帯域無線機テスタ「R&S CMW500」を用いて、LTE-Advancedの3帯域キャリアアグリゲーション(3x CA)カテゴリ9のスループット試験を行ったと発表した。

 スループット試験は、帯域幅が20MHz、下り450Mビット/秒の高速データ通信が可能で、3x CAに対応したQualcomm Technologies製の最新LTE-Advancedモデムと、R&S CMW500を用いた。この試験では、データ通信のシミュレーションを行い、LTE-AdvancedモデムがLTEカテゴリ9のプロトコルスタックのデータレートを満たしていることを実証した。

広帯域無線機テスタ「R&S CMW500」の外観

 今回は、カテゴリ9に準じた性能試験を実施したが、R&S CMW500の基本性能としてはカテゴリ10の試験に必要となる450Mビット/秒のデータ転送速度にも対応することができるという。2×2または4×2のMIMOを含む、20MHz帯域幅の3x CAも対応している。

 R&S CMW500のオプションとなるLTE FDD/TDD 3x CAのシミュレーション用ソフトウェアはすでに用意されており、ローデ・シュワルツより入手することができる。

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