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高精度パワーアナライザ市場にキーサイトが本格進出、オシロ機能を統合テスト/計測(2/2 ページ)

» 2015年01月30日 09時50分 公開
[馬本隆綱EE Times Japan]
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タッチスクリーンを搭載

 筐体裏面には3つの入力端子を備えている。最大1000Vrmsに対応する電圧入力端子、内部シャントにより2Armsおよび50Armsを直接入力できる電流端子、そして50A以上の入力に対応する電流プローブ用BNC入力端子を用意した。50Armsまでは、誤差要因となる電流プローブが不要なため、より正確な電流測定が可能となる。この他、LANやUSB、トリガ用入出力端子などを備えている。

 ユーザーインタフェースは、同社製オシロスコープ「InfiniiVision 6000Xシリーズ」に採用されている技術をベースとしている。12.1型静電容量方式のタッチスクリーンを搭載し、ピンチやズーム、スクロールといった機能を備えているため、技術者は直感的な操作で電力測定を行うことができる。外形寸法は幅426mm、高さ289mm、奥行き254mmで、奥行きを抑えたコンパクトな設計とした。

IntegraVisionは従来のパワーアナライザ機能とオシロスコープの機能を1台に集約した (クリックで拡大) 出典:キーサイト

 参考価格(税別)と発売時期は、PA2201Aが約236万円からで、2015年1月30日より発売し、出荷開始は同5月となる。PA2203Aは約350万円からで、2015年10月より発売し、同12月に出荷を始める予定である。

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