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» 2015年03月30日 16時08分 公開

MWC 2015を振り返って:今、注目すべきウェアラブル端末をまとめてみた (3/4)

[Brian Dipert,EE Times/EDN]

人気は出る? ヘッドマウントディスプレイ

 VR(仮想現実)ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を“ウェアラブル”のカテゴリに入れるためには、その製品範囲を少し広げる必要がある。

 3DのHMD「Oculus Rift」については、既に広く知られているのではだろうか。このOculus Riftの開発を手掛けるOculus VRは2014年、Facebookによって、現金および株式で20億米ドルで買収されている。Oculus VRのJohn Carmack氏は、グラフィックスの第一人者として有名だ。同氏は、コンピュータゲーム開発会社id Softwareを退社した後、Oculus VRのCTO(最高技術責任者)に就任。Oculus VRは現在、Samsung Electronicsとの間でパートナーシップを締結し、SamsungのファブレットをベースとしたVR HMD「Gear VR」の共同開発を進めているところだ。

 ソニーも現在、VR HMD(開発コードネーム:Project Morpheus)の開発を進めている。さらにMicrosoftも、3DホログラフィックAR(拡張現実)メガネ「Microsoft HoloLens」を発表したばかりだ。業界は今後、このようなHMD分野を“切り札”として、大々的に取り組んでいく考えである。それならば、MWC 2015での立ち位置は、どのようになっていくのだろうか。

 携帯電話機メーカーは自ら、別の市場や製品カテゴリへの進出を拡大している。その事例として挙げられるのが、HTCが発表したVR HMD「Vive」である。このViveについて注目すべきは、最初のレビューの段階で、強力なOculus VRを超える評価を得ているという点だ。さらにViveは、同じく強力なゲーム開発企業であるValveとの協業によって開発されているため、Valveのオンライン配信サービス「Steam」を提供することが可能だ。これにより、“鶏が先か卵が先か”という状態のVRコンテンツに関する問題を解決できるかもしれない。

photo HTCの「Vive」(クリックで拡大)

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