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400Gネットワーク時代に向けたテスト環境を提案Photonix 2015

アンリツは、「Photonix(フォトニクス) 2015」で「400Gならアンリツ」をテーマに、400Gネットワーク試験や関連デバイスの評価に向けた測定機器を展示した。

» 2015年04月13日 11時20分 公開
[馬本隆綱EE Times Japan]

 アンリツは、「Photonix(フォトニクス) 2015」(2015年4月8〜10日、東京ビッグサイト)において、「400Gならアンリツ」をテーマに、ネットワークマスタフレックス「MT1100A」や、シグナルクオリティアナライザ「MP1800A」などの展示を行った。

 MT1100Aは、100Gビット/秒を4ポート搭載可能なオールインワンタイプのトランスポートテスタである。測定モジュールとしては、10Gマルチレートモジュール「MU110010A」、100Gマルチレートモジュール「MU110011A」、40G/100GモジュールCFP2「MU110012A」の3種類を用意した。本体には最大2枚まで測定モジュールを実装することができる。MU110012Aを2枚実装することで、400Gネットワーク/装置の開発/評価を行うことが可能となる。

400Gネットワーク/装置の開発/評価が可能なMT1100A

 MP1800Aは、100M〜32.1Gビット/秒のパルスパターン発生機能とビット誤り測定機能を備えた測定器である。協業関係にあるテレダイン・レクロイ製のリアルタイムオシロスコープ「LabMaster」と組み合わせて用いると、400G向けデバイスなどの試験/評価を行うことができる。会場のブースでも、両社の測定器を組み合わせてデモ展示を行った。

 なお、展示ブースにはグループ会社であるアンリツデバイスが開発している、クアッドタイプのEAドライバモジュールやマルチプレクサといった、次世代通信/ネットワークシステムを支えるデバイス製品群も展示した。

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