Chipworksは、苦労してS1を開き、中身を検証したようだ。S1は約30個の部品から構成されている。S1の心臓部となっているのは、Appleが新たに開発したプロセッサ「APL0778」だ。Samsung Electronicsの28nm LP(Low Power)プロセスを用いて製造されている。
「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」に搭載されているプロセッサ「A8」は20nmプロセスを用いて製造されている。A8よりも1つ前の世代のプロセスを用いていることになるが、成熟している28nmプロセスを使ったのは、iPhoneよりもApple Watchの方が、消費電力を気にするからだろうとiFixitは分析している。
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