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» 2015年07月06日 10時00分 公開

フリースケール開発者会議(FTF)レポート(4):居眠り対策と追突回避にみるクルマの先進技術 (2/3)

[福田昭,EE Times Japan]

自動車大手GMが開発中の追突回避システム

 ショートムービーの上映が終わったあとはLowe氏が再び登壇し、ゲストを紹介した。大手自動車メーカーのGeneral Motors(GM)で、Director of Safety Strategies and Vehicle Programsを務めるJohn Capp氏である。

 Capp氏は、開発中の追突回避システムを紹介した。システムが作動する様子を映像で説明してくれた。3台のクルマが直線の片側三車線道路に存在する状況を考えよう。3台は道路上に前後に連なって存在している。ちなみに追突回避システムが載っているのは最後尾の車両である。

 先頭の車両は道路に停止している。後続する2台の自動車は走行しており、もうすぐ、先頭車両の停止地点に差しかかる。走行車両の1台目は、停止車両の左側を通過しようとした(米国なので右側通行)。ところが、停止車両の左側ドアが開いた。走行車両の1台目は、ブレーキをかけて停止車両の手前で停止した。続く2台目の車両(追突回避システムの搭載車両)は、ブレーキを強くかけて停止するか、あるいは、ハンドルを回して左に進路を変えるか。どちらかを瞬時に選択する。ここでは、ブレーキングでは強すぎて危険だと判断し、自動でハンドルを回して左に進路を変えて衝突を避けていた。

photophoto 左=Lowe氏(左)とCapp氏(右)。左奥のスクリーンにはCapp氏が映し出されている / 右=追突回避システムの実演。停止している先頭車両がドアを開けたので、後続の車両が強くブレーキをかけて停止しつつある。いずれも2015年6月23日に撮影(クリックで拡大)
photophoto 左=最後尾の車両から見た前方の景色。左に進路を変更しつつあるところ / 右=道路の前方から試験箇所をとらえた映像。右端の車両が追突回避システムを搭載した最後尾の車両。いずれも2015年6月23日に撮影(クリックで拡大)

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