メディア
ニュース
» 2015年07月23日 11時15分 公開

腐った牛乳を検知:3Dプリンタでセンサーを作った! 米大学が発表 (2/2)

[R Colin Johnson,EE Times]
前のページへ 1|2       

腐った牛乳を検知する“スマートキャップ”

 実証用のプロトタイプの作成には、積層解像度が30μmの3Dプリンタを使用し、電子部品とインターコネクトの充填(じゅうてん)には、銀粒子を含む液体ペーストを使用したという。

 このボトルキャップの内部構造は、下の図のようになっている。

photo ボトルキャップの内部構造(クリックで拡大) 出典:UC Barkeley

 コンデンサとインダクタによってタンク回路が形成されている。牛乳パックを素早くひっくり返し、牛乳をコンデンサ間の空洞(図のTop electrodeとBottom electrodeの間)に入れる。そのまま36時間、室温で放置したところ、タンク回路の共振周波数(530MHz)が4.3%変動したという。比較用として冷蔵庫に入れておいた牛乳パックの共振周波数は、0.12%とほんのわずかしか変化しなかった。

 Lin氏は今後、樹脂と金属の両方を印刷できる3Dプリンタを使い、金属材料を用いて受動部品を作りたいとしている。

photo 3Dプリンタで電子部品を作成している様子(クリックで拡大) 出典:UC Barkeley

【翻訳:滝本麻貴、編集:EE Times Japan】

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSフィード

公式SNS

All material on this site Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
This site contains articles under license from AspenCore LLC.