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がじぇるね出身“次世代ペンライト”が商品に!?いつか店頭に並んでほしい……!(4/4 ページ)

» 2015年08月17日 13時00分 公開
[村尾麻悠子EE Times Japan]
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サクラ、クルミに続き、カエデも登場

 ルネサスもMaker Faire Tokyo 2015に出展し、最新の電子工作用ボード「GR-TSUBAME」と「GR-KAEDE」を披露した。

 GR-TSUBAMEは、“モーターを簡単に動かせるモジュール”というコンセプトの下、開発されたボードで、マイコン「RL78/G13」を搭載している。GR-TSUBAMEは約10Wまでのモーターの制御に適していて、速度や角度、トルクを制御できる。さらに、既存の開発ボードである「GR-SAKURA」や「GR-KURUMI」と組み合わせて使うことも可能だ。ルネサスによれば、現在はGR-TSUBAMEを約30人のユーザーに先行して使ってもらい、評価を行っているという。

 GR-KAEDEは、GR-SAKURAやGR-KURUMIよりも高性能な、32ビットマイコン「RX64M」(R5F564MLCDFB)を採用している。4Mバイトの内蔵メモリと、512kバイトのRAMを搭載していて、最大10fps(フレーム/秒)のVGAクラスの画像処理が可能だ。オプションとして、カメラを搭載したモジュールもある。「人物を検知するライブラリを標準で搭載しているので、このカメラ付きモジュールを使えば1日くらいで、カメラを使ったアプリケーションを開発できる」(ルネサス)。RX64Mの動作周波数は96MHzである。ルネサスによると、100MHzクラスのマイコンを搭載した、気軽に使える安価な評価環境が欲しいという要望に応えて、GR-KAEDEが誕生したという。

photophoto 左=「GR-TSUBAME」。この画像では上に「GR-KURUMI」が載っている / 右=「GR-KAEDE」(下の基盤)にカメラモジュールを取り付けたところ(クリックで拡大)
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Maker Faire Tokyo 2015で行った「GR-TSUBAME」のデモ。人感センサーとGR-TSUBAME、「GR-KURUMI」で構成されている。手をかざすと車輪の付いたボックスが動き、カーテンを開閉してくれる。GR-TSUBAMEは、車輪を回すモーターを制御している
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こちらは、GR-TSUBAMEに「GR-SAKURA」を組み合わせて、ロボットにライントレースをさせている。このデモでは、白黒を検知するカラーセンサーがロボットに搭載されていて、ラインが引かれている場所をそのカラーセンサーで検知しながら進んでいる
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