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» 2016年02月18日 11時30分 公開

IoT、ビッグデータ、AIを活用し価値創出:未来社会に貢献、三菱電機が研究成果披露 (2/3)

[馬本隆綱,EE Times Japan]

三菱電機の研究開発に対する考え方

 三菱電機の研究開発に対する考え方も示した。「短期」「中期(4年〜)」「長期(10年〜)」という時間軸の視点で、研究開発に取り組んでいる。これまでの延長線上にあるこれらの開発を着実に行いながら、「あるべき姿を実現するための未来技術」や「パラダイムシフトにより事業に影響を及ぼすとみられる破壊的技術」への取り組みも行うことにしている。

三菱電機の研究開発に対する考え方 (クリックで拡大) 出典:三菱電機

 あるべき姿を実現するための未来技術開発については、バックキャスト手法を用いて現時点で着手すべき案件を抽出して開発に取り組む。パラダイムシフトにより事業に影響を及ぼすとみられる破壊的技術については、感度を高くして情報を収集しつつ、社外の技術なども積極的に活用するオープンイノベーションで取り組む考えである。

「IoT」「スマートモビリティ」

 「情報化の進展」や「人口構造の変化」「急激な都市化の進行」「気候変動・省エネ対策の遅延」「テロなど世界情勢の変化」などのメガトレンドに対して、都市部の渋滞や地球環境問題、人為的脅威などが課題となっている。こうした課題に対して三菱電機は、「IoT」を活用して「スマートモビリティ」「快適空間」「安全・安心インフラ」を実現し、未来社会へ貢献するための技術開発に取り組んでいる。

 会見場に隣接した展示スペースでは、24件の開発成果について、「IoT」「スマートモビリティ」「快適空間」「安全・安心インフラ」のキーワードで4つのカテゴリーに分け、デモを交えながら公開した。

「IoT」「スマートモビリティ」「快適空間」「安全・安心インフラ」のキーワードで4カテゴリーに分けて、24件の開発成果が公開された (クリックで拡大) 出典:三菱電機

 IoT分野では、機器のIoT化による機器事業の競争力強化や、顧客との共創によるソリューション事業の展開につながる開発成果を紹介した。特にIoTは、スマートモビリティや快適空間、安全・安心インフラの領域すべてで、ソリューションを実現する手段として活用されている。

IoT分野(左)とスマートモビリティ分野(右)の開発成果で実現する社会イメージ (クリックで拡大) 出典:三菱電機

 スマートモビリティの分野は、新交通システムや自動運転などの制御を最適化することで、目的地までの移動が、安全かつ省エネで、よりスムーズに行えるようにする。

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