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小型BLE、SIGFOX対応などの最新無線モジュールET2016レポート(2/2 ページ)

» 2016年11月22日 15時30分 公開
[庄司智昭EE Times Japan]
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無線センサー開発キットの新製品も

 展示では、2016年11月に発表したセンサー端末の開発キット「Thunderboard Sense」(サンダーボード センス/以下、センス)も紹介されていた。

 シリコンラボは、2016年8月にも「Thunderboard React」(サンダーボード リアクト/以下、リアクト)を発表している。センスとリアクトの違いは、1つがセンサーの数である。リアクトは4種類のセンサーを搭載しているが、センスは「温湿度」「UV・照度」「圧力」「ガス」「磁気センサー」「6軸慣性センサー」と6種類を搭載している。

 マイコン/RF部は、最大動作周波数40MHzのARM Cortex-M4を搭載したマルチプロトコルSoC「EFR32 Mighty Gecko」で構成。独自プロトコルとBluetoothに加えて、メッシュネットワークを形成できるThreadとZigBeeをサポートしているのが特長だ。リアクトは、Bluetooth4.2対応モジュール「BGM111」で構成されている。

「Thunderboard Sense」。サイズは30×45mmである (クリックで拡大)

 また、仮想COMポートとデバッグ用インタフェースを備えたUSBコネクターも新しく搭載しており、「USBにつなぐだけで、Simplicity Studioや無償で提供されるスマートフォン用アプリ(iOS用/Android用)などの各種ツールを使用することができ、アプリケーションの開発をすぐに着手できるようになった」と語る。

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