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» 2017年09月22日 10時30分 公開

最高レベルの伝送密度を実現:富士通ら、光送受信技術と光変調伝送技術を開発 (2/2)

[馬本隆綱,EE Times Japan]
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高速省電力化技術

 2つ目は、光送受信器をさらに高速化するための「高速省電力化技術」である。このPAM4光送信器技術は、4つの電圧値のパルス振幅で制御する方式を用いて、1Gビット/秒当たり1.6mWの消費電力で、1チャンネル56Gビット/秒の高速データ伝送を可能とした。消費電力は従来に比べて40%の削減になるという。

高速/省電力を実現する光送信器の構造 出典:NEDO他

 PETRAはこれまで、電力を消費しない受動素子を用いた帯域補償回路による光送信器を開発してきた。今回の光送信器と駆動用の回路をはんだバンプで直接接続することにより、回路の負荷を低インピーダンスとし、高速かつ低電力の動作を可能とした。

左が光送信器の動作速度比較、右は56Gビット/秒のPAM4高速光信号波形 出典:NEDO他

 研究グループは今後、開発成果を光モジュールに適用し、2019年度にも実用化を目指す。また、光送受信器のさらなる高密度化/省電力化に取り組む計画である。

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