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IEDM 2017の講演2日目(12月5日)午前(その2):ソニーの虹彩認識用イメージセンサー福田昭のデバイス通信(120) 12月開催予定のIEDM 2017をプレビュー(4)(2/2 ページ)

» 2017年11月17日 11時30分 公開
[福田昭EE Times Japan]
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人間の皮膚に貼り付けるヘルスケア用超小型モニタリングモジュール

 EPFL(Ecole Polytechnique Fédérale de Lausanne)は、人間の皮膚に貼り付けることで、発汗に含まれるイオンを検出する超小型モジュールを開発した(講演番号18.1)。イオンセンサーFET、汗を吸い取る微小な流路などでモジュールを構成している。

 Tsinghua Universityは、血糖値を非侵襲でモニタリングする皮膚状のセンシングシステムを発表する(講演番号18.2)。ナノメータサイズのトランスデューサと、グルコースのセンサーなどで微小なシステムを構成した。

 このほか富士通研究所は、「ビルディングシック症候群」を引き起こす代表的な化学物質の「ホルムアルデヒド(HCHO)」を検出するガスセンサーを開発した(講演番号18.6)。2次元の層状化合物である二硫化スズ(SnS2)を利用した。

12月5日(火曜日)午前の注目講演タイトル(その3) (クリックで拡大)

次回に続く

⇒「福田昭のデバイス通信」連載バックナンバー一覧

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