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» 2018年04月18日 15時30分 公開

VLSIシンポジウム2018プレビュー:非接触心拍センサーから7nmプロセスまで、VLSIの今 (3/3)

[松本貴志,EE Times Japan]
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2018 Symposium on VLSI Circuitsの注目論文

 2018 Symposium on VLSI Technologyの注目論文は、2本の概要を紹介する。

 静岡大学、ブルックマンテクノロジー、千葉大学は、非接触で心拍数を計測できる近赤外CMOSイメージセンサーを発表する。従来の非接触心拍センサーでは、明るい環境光下でのノイズ耐性が問題となっていたが、本センサーでは2タップ型電荷転送素子と低ノイズ読み出し装置を組み合わせて、自然光下においても98%以上の検出精度を達成した。

非接触で心拍数を計測できる近赤外CMOSイメージセンサー(クリックで拡大) 出典:VLSIシンポジウム委員会

 Intelは、生物の脳神経回路におけるニューロン内部電位に着目したニューラルネットワーク「スパイキングニューラルネットワーク(SNN)」のスループットとエネルギー効率を改善したSNN専用チップを発表する。このチップは、疎結合、確率的動作、電圧スケーリングなど多彩な技術を組み合わせており、10nmプロセスで製造されている。

 これら技術により、以前に報告された結果と比較すると、スループットは4倍以上、エネルギー効率は6倍以上もの改善に成功した。

スループットとエネルギー効率を改善したSNNチップ(クリックで拡大) 出典:VLSIシンポジウム委員会
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