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オートモーティブワールド2019/ スマート工場EXPO特集
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» 2019年01月22日 09時30分 公開

オートモーティブ ワールド2019:次世代HMI、平らでシームレスなインパネを実現

村田製作所は、「オートモーティブ ワールド2019」で、次世代HMI(Human Machine Interface)やたわみセンサーなどを用いたインパネおよび、ステアリングを参考展示した。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

手袋をした状態でも確実に操作

 村田製作所は、「オートモーティブ ワールド2019」(2019年1月16〜18日、東京ビッグサイト)で、次世代HMI(Human Machine Interface)やたわみセンサーなどを用いたインパネおよび、ステアリングを参考出展し、デモ展示を行った。

 参考展示した次世代HMIは、操作部位を表示するためのプロジェクターと圧電センサーを組み合わせたシステムで、車室内のインパネを想定した。エアコンの温度調整やオーディオの音量制御用途にはこれまで、メカニカルのボタンが一般的に用いられてきた。これを次世代HMIに置き換えることで、平らでシームレスなインパネを実現することができる。

 デモシステムでは、操作パネル面にいくつかの圧電センサーが埋め込まれている。センサー部に温度や音量を制御できる機能を示すアイコンを、上部に取り付けたプロジェクターで表示する。モードを切り替えると表示される内容も変えることができる。

参考展示した次世代HMIの操作デモ

 次世代HMIの大きな特長は、手袋を装着した状態でも確実に操作できる点である。フラットなインパネとしては静電容量方式のタッチパネルなどもあるが、手袋を付けた状態だと操作を認識しないこともあった。センサーを押す強さや押す時間を変えることによって、異なる機能を実現することもできる。操作の確認を音で知らせることも可能だ。

たわみセンサー、人間の筋肉振動を検知

 たわみセンサーは、自動車のハンドルに圧電素子を取り付けることで、運転者がハンドルを握っているかどうかを検知することができる。特長は、走行中でもエンジンによる振動の影響を受けず、正しく判断することができることだ。

 このたわみセンサーは、人間の筋肉振動を検知して認識する。圧電素子は極めて薄く、高感度で高速な応答性を実現した。人が触れた時に生じるわずかなたわみを検知できるため、誤動作を防げる。ハンドルに接触したのが人間か物かを区別することも可能である。手袋を装着した状況でも筋肉振動を感知できるという。

たわみセンサーを実装したハンドルのデモ展示

実角度を出力する3軸傾斜センサー

 自律走行に向けたデバイスとしては、3軸傾斜センサーのデモ展示を行った。ヘッドライトの照射軸を走行状態に応じて調整するオートレベリングなどの用途に向ける。

 3軸傾斜センサーは、従来の加速度センサーをベースとした製品だが、傾斜用途に特化した。センサー素子とASICをワンパッケージにし、各軸の「加速度」から「実角度」を算出して出力する。このため、従来のように角度を求めるためのアルゴリズムを開発する必要がないという。

 同社は、ヘッドライトやミリ波レーダーシステムのオートレベリングの他、坂道発進アシスト、サスペンション制御、さらには橋など構造物のモニタリングといった用途に提案する計画だ。

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