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» 2019年02月28日 11時30分 公開

福田昭のストレージ通信(137):HDD大手Seagateの四半期業績は前年比と前期比のいずれも減収減益に (1/2)

ハードディスク装置(HDD)の大手ベンダーである米Western Digital(以降はWDと表記)と米Seagate Technology(以降はSeagateと表記)が、四半期の業績を相次いで公表した。発表日(現地時間)はWDが2019年1月24日、Seagateが2月4日である。そこで前回と今回は、WDとSeagateの四半期業績をご説明している。前回はWDの四半期業績をご説明した。今回はSeagateの四半期業績をご紹介する。

[福田昭,EE Times Japan]

粗利益率と売上高営業利益率が2四半期連続で低下

 ハードディスク装置(HDD)の大手ベンダーである米Western Digital(以降はWDと表記)と米Seagate Technology(以降はSeagateと表記)が、四半期の業績を相次いで公表した。発表日(現地時間)はWDが2019年1月24日、Seagateが2月4日である。そこで前回と今回は、WDとSeagateの四半期業績をご説明している。前回はWDの四半期業績をご説明した。今回はSeagateの四半期業績をご紹介する。

 Seagateの会計期間もWDと同様に7月から始まり、6月を決算月とする。2月4日にSeagateが発表したのは2018年10月〜12月の四半期業績で、会計年度では「2019会計年度第2四半期」となる。

 2019会計年度第2四半期(2018年10月〜12月期)の売上高は27億1500万米ドルである(GAAPベース)。前年同期比6.8%減、前四半期比9.2%減といずれも減収となった。同期の営業利益は4億1600万米ドル、純利益は3億8400万米ドル(いずれもGAAPベース)。前年同期の営業利益は4億3300万米ドル、純利益は1億5900万米ドルだったので営業利益は3.9%減、純利益は2.4倍となった。前四半期の営業利益は5億300万ドル、純利益は4億5000万米ドルだったので、前四半期に比べると今期はいずれもかなり減少した。

 2019会計年度第2四半期(2018年10月〜12月期)の粗利益率は29.2%で、前四半期の30.5%からは1.3ポイント低下した。前年同期の粗利益率30.1%と比べても、0.9ポイント下がっている。売上高営業利益率(営業利益/売上高)は15.3%で、前四半期の16.8%から1.5ポイント低下した。

2019会計年度第2四半期(2018年10月〜12月期)の業績ハイライト (クリックで拡大) 出典:Seagate Technology

SeagateがHDDのトップベンダーを前四半期に続いて維持

 Seagateの製品別売り上げは、「HDD製品」と「その他(エンタープライズ・システムやフラッシュメモリ応用品など)の製品」に分けられる。売り上げのほとんどを占めるのは、HDD製品である。HDD製品の売り上げは、前年同期比7.8%減、前四半期比11.1%減の24億9000万米ドルとなった。主力製品であるHDD製品の売り上げが前四半期比で2桁減となったのが目立つ。その他の製品の売り上げは、2億2500万米ドルである。前年同期比5.6%増、前四半期比18.4%増と好調だった。

 なおWestern Digitalの2019会計年度第2四半期(2018年10月〜12月期)におけるHDD製品の売り上げは20億6000万米ドルだったので、同四半期も前四半期に続いてSeagateがHDDのトップベンダー(金額ベース)となった。

四半期業績の推移 (クリックで拡大) 出典:Seagate Technology
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