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» 2019年04月15日 15時30分 公開

第8回 IoT/M2M展:Wi-Fiで1m以下の高精度測位、物流向けに村田が展示 (2/2)

[永山準,EE Times Japan]
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Wi-Fiの反射で人を感知

 会場では、Wi-Fi電波の反射の変化を利用して人の在室、不在などをリアルタイムに検知する「Wi-Fiセンシングソリューション」の紹介も行われていた。Wi-Fi電波の反射変化を検知する、Origin Wirelessの独自アルゴリズムと、村田製作所のWi-Fiモジュールを組み合わせた技術。Origin Wirelessは、無線通信技術を利用した、屋内位置情報の測定や追跡、モニタリングなどを手掛ける企業だ。Origin Wirelessのアルゴリズムは、NXP SemiconductorsのCPUに実装されている。Wi-Fi電波をセンサーとして用いるため、他のセンサーを追加する必要がなく、コストを抑えることができる。

 会場では、実際に個室の在不在を検知するデモンストレーションが行われていた。この他、転倒の検知や呼吸の有無の検知も可能といい、独居老人向けの簡易見守りサービスなどでの活用を想定しているという。村田製作所は、Wi-Fiモジュールを搭載した、プロトタイプ作成向けの評価キットを提供する予定だ。

左=デモンストレーションの様子。個室内の状況がモニタリングされていた/中央=個室内に設置されていた、Wi-Fiセンシング用の機器。上の2個が受信機で、下の1個が発信機。受信機は、左側は在室検知用、右側は呼吸数検知用である/右=プロトタイプ制作向けの評価キット

 その他、次世代無線通信規格の1つ「WiGig」を適用した、「ミリ波帯(60GHz)RFアンテナモジュールも展示。24×24×1.54mmの屋外用途向け製品「Type 1NH」と、4.7×13.25×1.3mmと小型で室内向けの製品「Type 1QA」の2種類が用意されている。Type 1NHは、VR(仮想現実)デバイスやゲーム機、PCなど、Type 1QAは、スマートフォンなどの製品での利用を想定しているという。

左=屋外用途向けの「Type 1NH」/右=室内向けの「Type 1QA」
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