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TECHNO-FRONTIER 2019(テクノフロンティア2019)特集
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» 2019年04月23日 09時30分 公開

AGVの自動給電を実現:TDK、1kWクラスの無線給電システムを開発 (2/2)

[永山準,EE Times Japan]
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車載向けの大電流コイルも

「HPLシリーズ」の実物

 HPLシリーズは、車載アプリケーション向けに開発された車載用電源系インダクターで、インダクタンスは80〜600nH、定格電流は最大120A、耐圧は20Vで、使用温度範囲は−55℃〜150℃。通常のようなワイヤを巻いた形ではなく、1つの銅の板で形成しているのが特長である。銅バーをそのままユーザー端子とする独自の構造をとっていて、はんだで接続しないため、オープンモードでの不良リスクが、限りなくゼロに近くなっている。

左=構造を説明したモデル。1つの銅の板をMn-Znフェライトで挟み込んで形成している/右=「HPLシリーズ」の特性

 また、TDK独自の材料技術を用いたMn-Zn(マンガン亜鉛)フェライトで挟み込むことで、漏れ磁束も少なく、高効率かつ大電流の対応が可能となっているほか、3端子構造であることから振動や衝撃の耐性や、放熱性も高い水準を実現しているという。HPLシリーズは現在開発中だが、大型のGPU、SoC(System on Chip)向けの一部の製品は4月から提供を開始している。

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