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TECHNO-FRONTIER 2019(テクノフロンティア2019)特集
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» 2019年04月25日 09時30分 公開

EMC対策がより簡単に:ノイズ研究所、空間ノイズを3次元で可視化

ノイズ研究所は、「TECHNO-FRONTIER 2019(テクノフロンティア)」(2019年4月17〜19日、千葉・幕張メッセ)で、空間のノイズを時間、周波数、強度レベルの3次元で可視化する空間電磁界可視化システム「EPS-02Ev3」を展示した。空間のノイズを分かりやすく視覚的に把握することができ、EMC対策に重要となる、事前測定や発生箇所の特定、効果の確認が簡単に行えるようになっている。

[永山準,EE Times Japan]

 ノイズ研究所は、「TECHNO-FRONTIER 2019(テクノフロンティア)」(2019年4月17〜19日、千葉・幕張メッセ)で、空間のノイズを時間、周波数、強度レベルの3次元で可視化する空間電磁界可視化システム「EPS-02Ev3」を展示した。空間のノイズを分かりやすく視覚的に把握することができ、EMC対策に重要となる、事前測定や発生箇所の特定、効果の確認が簡単に行えるようになっている。

ノイズを3次元で可視化

 EPS-02Ev3は、同社が提供する従来の空間電磁界可視化システム「EPS-02Ev2」をバージョンアップしたもので、これまでの2次元(周波数と強度レベル)測定に時間軸を加えた、3次元測定が可能になった。これによって、「ノイズの時間的な変化も視覚的に確認ができるようになり、間欠ノイズの発見などのノイズ発生要因の解析がより簡単になった」(同社の説明担当者)という。

空間電磁界可視化システムのデモンストレーション

 システムは、制御用PCとソフトウェア、カメラ、スペクトラムアナライザー、電磁界センサーで構成されている。カメラの画像から電磁界センサーの位置を検出して、測定した信号をリアルタイムで周波数解析し、電磁界強度レベルを測定対象物の実画像と重ね合わせ、ヒートマップで表示する。電磁界センサーは、メーカーを問わずさまざまな種類、サイズのものが使用できるため、部品や基板などの小さなものから、据え置き設備などの大型機器まで幅広い対象の測定が可能だという。

空間電磁界可視化システムのヒートマップのイメージ 出典:ノイズ研究所

水銀不使用のインパルスノイズ試験器も

 会場では、水銀を使用しない新たなインパルスノイズ試験器「INS-S220」も展示されていた。

半導体リレー式インパルスノイズ試験器「INS-S220」

 従来、インパルスノイズ試験器の性能維持のためには水銀リレーを用いることが必須だったというが、2017年の水銀汚染防止法施行を受け、同社では水銀リレー方式インパルスノイズ試験器を2020年で製造、販売を終了することを決定している。INS-S200は、こうした背景から、同社が水銀リレーの代わりに半導体リレーを用いて新たに開発した製品だ。

 INS-S200では、半導体リレー方式に変更したことで、試験パルス波形の安定性が向上し、これまでより定量的かつ再現性の高い試験が可能になったほか、試験パルスの繰返し周期が従来品より約5倍に高速化できるようになったことで、製品の誤作動発生率が向上し、試験時間も短縮できるようになったという。

 また、従来品では、パルス幅の設定は同軸ケーブルを利用し手動で行っていたが、INS-S200では、ボタン操作で簡単に設定が可能となっており、設定時間の短縮や接続ミスのリスク削減ができている。さらに、消耗品の水銀リレーや同軸ケーブルも不要となったことで、コスト削減も実現したという。

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