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TECHNO-FRONTIER 2019(テクノフロンティア2019)特集
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» 2019年05月10日 10時30分 公開

用途によってはPLCの代替にも:プロセッサ搭載のプログラマブル電源、コーセルが展示 (2/2)

[永山準,EE Times Japan]
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幅広い用途に利用可能

 出力電圧、電流の制御が自在に可能となるほか、各種センサーなどのアナログ入力および、モーターやライトなどのアナログ出力も可能であり、さまざまな用途に対応可能だ。同社は、用途の例として、入力電圧のワーニングなどの電源の条件制御への応用や、CVCC充電制御やパルス充電制御などの設定をバッテリーに合わせて行う、バッテリー充電器への応用、温度センサーの情報をもとにヒーターへの供給電圧を調整する、温度制御への応用などを挙げている。

ブースでは、「PCA600-XPEP」が制御できる内容を示すべく、Nゲージ運行制御システムを展示していた(クリックで拡大)

 会場では、マグネットセンサーや距離センサー、スイッチなどを用いたNゲージ鉄道模型の運行制御システムをデモンストレーションとして展示。センサーで電車の位置を判断し、出力電圧を制御することで速度を変えたり、駅のプラットフォームに置いたフィギュアをマグネットセンサーで感知して出力電圧を0Vにし、その駅で電車を停止させたりと、1台のPCA600-XPFPでさまざまな制御を行えることを示した。

通信機能付きのAC-DC電源も

 このほか、IoT(モノのインターネット)に対応するため通信機能を搭載したAC-DC電源「PCAシリーズ」も展示していた。通信機能を搭載したことで、出力電力の変換など、電源を遠隔操作によって制御できる。既に、出力電力が600WのPCA600Fは発売していたが、今回、300Wの「PCA300F」と、1000Wの「PCA1000F」を追加。幅広い機器に対応可能となった。回路設計を見直すことで従来品より大幅な小型化をしており、PCA1000Fは、体積比65%減を実現しているという。

左=「PCAシリーズ」の3モデル/右=PCA1000Fと従来品のサイズ比較(クリックで拡大)

 加えて、ミリボルト単位で出力電圧の設定、保存も可能で、工程の自動化に貢献できる。また、定電流制御回路も内蔵しているため、アナログ回路の外付けも不要で、設計工数の省力化も実現している。同社の説明担当者は、「作業者がより効率的に仕事ができるようになり、人手不足の解決に役立てられる」と説明していた。

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