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» 2019年05月17日 15時30分 公開

メディア向け説明会を実施:サイプレス、車載向けで毎年8〜12%の成長を計画 (2/3)

[永山準,EE Times Japan]

各製品のデモ実演も実施

 会場ではTraveoファミリーの「S6J32xシリーズ」を搭載したフルバーチャルクラスタや、1つのパッケージで2つのHVAC(空調)パネルを動作させるデモ、最新の「TraveoII」ファミリーの低消費電力の検証などをはじめ、同社の各種車載向け製品の紹介やデモンストレーションも行われた。

左=TraveoS6J32xシリーズを搭載したフルグラフッククラスタ/右=TraveoIIの消費電力の検証デモ、ディープスリープモード時の消費電流は35μAにまで低減している(クリックで拡大)

 展示されていた車載向けの3チャンネル電源IC「S6BP50xAシリーズ」は、降圧コントローラー、降圧コンバーター、昇圧コンバーターで構成。1つのパッケージでバッテリーから5.0V、3.3V、1.2Vという3種の電圧を生成できる製品だ。バッテリーの電圧が不安定な状況でも、電解キャパシターなしで安定した5.0Vを供給が可能であり、システムの小型化、バッテリーの長寿命化も実現している。

 会場では、実際にインスツルメントクラスタに接続した状態で、バッテリーの電圧を変化させるデモが実演され、3チャンネルで安定した電圧を供給する様子が確認できた。また、「S6BP20xAシリーズ」を使ったコールドクランク時の電源安定供給のデモでは、既存のパワーマネジメントICとの比較も行われていた。

左=3チャネル電源IC「S6BP50xAシリーズ」のデモ/右=「S6BP20xAシリーズ」を使ったコールドクランク時のデモ、エンジンスタートしても、安定した電圧を保っていた(青の波形)(クリックで拡大)

 PSoC(プログラマブルSoC)「Automotive PSoC4000」によるタッチパネルのソリューションも紹介された。Automotive PSoC4000は、Arm Cortex-M CPUやプログラマブルなデジタルブロックとアナログブロック、独自の静電容量タッチセンシングシステム「CapSense」などを1チップに集積したSoC「PSoC4」シリーズ。会場では、3D射出成型プラスチックの中にプリント回路や電子部品を内蔵する「IMSEソリューション」を提供するTacto Tekとの協業による、軽量、薄型の車内タッチライトが展示されていた。

Automotive PSoC4000搭載の車内タッチライト

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