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» 2019年05月24日 11時30分 公開

メモリ市場の低迷で:19年Q1の半導体売上高、Intelが首位に返り咲き

市場調査会社のIC Insightsによると、2019年第1四半期における半導体売上高ランキングにおいて、メモリ市場の低迷からSamsung Electronics(以下、Samsung)が2位に落ち、Intelが首位に返り咲いた。

[Dylan McGrath,EE Times]

 市場調査会社のIC Insightsによると、2019年第1四半期における半導体売上高ランキングにおいて、メモリ市場の低迷からSamsung Electronics(以下、Samsung)が2位に落ち、Intelが首位に返り咲いた。

 Intelの同四半期における売上高は158億米ドルで、前年同期比でほぼ横ばい。対するSamsungは、2018年第1四半期の185億米ドルから2019年第1四半期は120億米ドルと、34%減少している。

 IC Insightsは、DRAMとNAND型フラッシュメモリ市場の低迷が、IntelとSamsungの順序が逆転した原因だと指摘した。

2019年第1四半期の世界半導体メーカー(ファウンドリー含む)売上高ランキング(売上高の単位は百万米ドル)
2019年Q1
順位
2018年Q2
順位
メーカー名 2018年Q1
売上高
2019年Q1
売上高
成長率
1 2 Intel 15,832 15,799 0%
2 1 Samsung Electronics 19,401 12,867 ▼34%
3 3 TSMC 8,473 7,096 ▼16%
4 4 SK hynix 8,141 6,023 ▼26%
5 5 Micron Technology 7,486 5,475 ▼27%
6 6 Broadcom 4,559 4,375 ▼4%
7 7 Qualcomm 3,897 3,722 ▼4%
8 9 Texas Instruments(TI) 3,566 3,407 ▼4%
9 8 東芝/東芝メモリ 3,827 2,650 ▼31%
10 12 Infineon Technologies 2,267 2,253 ▼1%
11 10 NVIDIA 3,108 2,220 ▼29%
12 11 NXP Semiconductors 2,269 2,094 ▼8%
13 13 STMicroelectronics 2,214 2,066 ▼7%
14 25 HiSilicon 1,245 1,755 41%
15 19 ソニー 1,535 1,746 14%
半導体市場合計 87,820 73,548 ▼16%
出典:IC Insights

 半導体売上高上位15社の累計売上高は、2018年第1四半期と比較して16%減少。半導体業界全体での減少率は13%だが、この数値よりも減少率が多くなっている。Samsung、SK hynixおよびMicron Technology(以下、Micron)のメモリ大手各社は軒並み売上高が減少。SK hynixは前年同期比で26%減、Micronは同27%減となった。

 ソニーと、Huaweiの半導体部門であるHiSiliconは今回、上位15社に食い込んだ。2018年第1四半期のランキングに比べ、HiSiliconは25位から14位に、ソニーは19位から15位にランクアップしている。特にHiSiliconは、前年同期比で41%の売上高増を記録した。一方のソニーは堅調なCMOSイメージセンサーにより売上高が14%増加した。

【翻訳、編集:EE Times Japan】

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