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» 2019年05月30日 09時30分 公開

R-Car M3ベース:ルネサス、統合コックピット向け開発評価キット発売

ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は2019年5月29日、自動車の統合コックピットECU(電子制御ユニット)の開発期間を短縮する開発評価キット「統合コクピットECU向けR-Carリファレンスソリューション」の販売を開始したと発表した。

[竹本達哉,EE Times Japan]

 ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は2019年5月29日、自動車の統合コックピットECU(電子制御ユニット)の開発期間を短縮する開発評価キット「統合コクピットECU向けR-Carリファレンスソリューション」の販売を開始したと発表した。ハードウェアとパートナー企業製を含むソフトウェアで構成し、「費用効率の高い方法で、早期に(統合コクピットECUの)量産に向けた開発を行うことができる」(同社)とする。

「統合コクピットECU向けR-Carリファレンスソリューション」のハードウェア

車載用LPDDR4を使用したリファレンスデザインなども提供

 同開発評価キットを構成するハードウェアは、ルネサス製車載用SoC(System on Chip)「R-Car M3」をベースにする。統合コックピット開発で課題になりやすい高速インタフェースの設計を簡素化できるよう、車載用LPDDR4を使用したリファレンスデザインに加え、設計および、テストマニュアルなどのドキュメントも提供される。「これにより、ユーザーは、独自の機能セットに合わせて基板をカスタマイズする際も開発負担が軽減され短期間で開発できる」(ルネサス)

同開発評価キットを使用して作成したコックピット表示の例 出典:ルネサス エレクトロニクス

 ハードウェアとともに提供されるソフトウェアパッケージは、ルネサス製ソフトウェアとパートナー企業製ソフトウェアを組み合わせており、「完全な透明性を確保している」(ルネサス)とする。具体的なソフトウェア構成は、BSP(Board Support Package)、ドライバ、仮想化ソフトウェア、オープンソースソフトウェアの「Automotive-Grade Linux」、各種ミドルウェア、アプリケーション層となっている。ソフトウェアは、ソースコードで提供される。

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