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アナログやパワーデバイスでも、ファブ活用の価値はある大山聡の業界スコープ(20)(2/4 ページ)

» 2019年08月20日 11時30分 公開

ファウンダリ各社の現状を紹介

 では、どういったファウンダリが候補として存在するのか。ファウンダリ専業企業やIDMのファウンダリ事業部などから、いろいろな委託先が考えられるが、ここでは上場している(決算情報を開示している)ファウンダリ専業企業の現状について、以下に紹介していく。

TSMC

 ファウンダリ業界の最大手、ガリバー的な存在で、大手ファブレスはほぼ例外なく同社の顧客である。生産能力も最先端技術も業界のトップを独走しており、2020年からは5nmプロセスの量産が開始される。機器メーカーとして同社に生産委託しているのはAppleなど大手スマートフォンメーカーに限定されている。

TSMCの売り上げと在庫日数の推移 TSMC決算資料よりGrossberg作成(クリックで拡大)

UMC

 首位のTSMCとは大きく差が開いてしまったが、日本市場においては富士通の三重工場(=三重富士通セミコンダクター)を買収することで、車載向けを中心に積極的な事業展開を計画中である。アジアのファブレスメーカーが主要顧客で、28〜40nmクラスの売上比率が高いが、アナログICやパワーデバイス向けに350〜500nmクラスも広くカバーしている。

UMCの売り上げと在庫日数の推移 UMC決算資料よりGrossberg作成(クリックで拡大)

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