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» 2019年09月25日 09時30分 公開

NTTドコモと共同開発:A2B技術で快適車内コミュニケーション、ADI (1/2)

アナログ・デバイセズ(ADI)は、第2回名古屋カーエレクトロニクス技術展(ポートメッセなごや/2019年9月18〜20日)で、同社の提唱する車載オーディオバス「A2B」技術や車載カメラバス「C2B」技術などに関する展示を実施。NTTドコモなどと共同で開発した快適な車内コミュニケーションが体験できるデモカーも用意していた。

[永山準,EE Times Japan]

 アナログ・デバイセズ(ADI)は、第2回名古屋カーエレクトロニクス技術展(ポートメッセなごや/2019年9月18〜20日)で、同社の提唱する車載オーディオバス「A2B」技術や車載カメラバス「C2B」技術などに関する展示を実施。NTTドコモなどと共同で開発した快適な車内コミュニケーションが体験できるデモカーも用意していた。

会場に持ち込まれていた、快適な車内コミュニケーションが体験できるデモカー(クリックで拡大)

 A2B技術は、A2B対応トランシーバーICを用いることで、UTPケーブル1本でマルチチャンネルのオーディオ信号や制御信号をクロックや電源とともに伝送、供給することを可能にしたもの。データ転送速度は50Mビット/秒で、遅延時間は約40マイクロ秒と、高速低遅延を実現。最大10ノードまでデイジーチェーンを構成することができる。また、EMC(電磁両立性)やEMI(電磁妨害)、ESD(静電気放電)などのオートモーティブスタンダードもクリアしている。

A2B技術の概要(クリックで拡大)出典:アナログ・デバイセズ

 展示されていたデモカーは、A2B技術とNTTドコモのインテリジェントマイクなどを応用したシステムを搭載しており、3列シートの広い車内のそれぞれの座席部分に設置されたマイクによって声を収音。どの座席の搭乗者が話しているかをビームフォーミングで特定したうえで、車内の音楽やノイズをキャンセルし、低遅延かつ違和感のない会話を行うことができた。さらに、搭乗者の声を正しく認識して、音楽を流したり、車内の照明の色を変えたりといった制御も行うことができた。

左=車内に設置されていたマイク。ノイズに邪魔されることなく、運転席、後部座席の搭乗者と会話ができた/右=NTTドコモのインテリジェントマイクや、音声認識システムによって、搭乗者の位置を正しく検知したうえで、読書灯をつけるなどの制御ができた(クリックで拡大)
座席の個別収音やインカ―コミュニケーションの仕組み(クリックで拡大)出典:アナログ・デバイセズ
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