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» 2019年10月31日 13時30分 公開

LoRa WAN対応機器の開発を加速:STマイクロ、低価格のLoRa開発パックを発売

STマイクロエレクトロニクスは、LPWA(Low Power Wide Area)無線ネットワーク規格の1つである「LoRa WAN」に対応するシステム開発を支援する「LoRa開発パック」2種類を発表した。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

32ビットマイコン搭載の開発ボード「Nucleo」を活用

 STマイクロエレクトロニクスは2019年10月、LPWA(Low Power Wide Area)無線ネットワーク規格の1つである「LoRa WAN」に対応するシステム開発を支援する「LoRa開発パック」2種類を発表した。

 LoRa開発パックは、868MHz/915MHz/923MHzのISMバンド向け「P‐NUCLEO‐LRWAN2パック」と、433MHz/470MHzのISMバンド向け「P‐NUCLEO‐LRWAN3パック」を用意した。

LoRa開発パックの外観

 いずれも、32ビットマイコン「STM32F746ZGT6」搭載のSTM32 Nucleo‐144開発ボード「NUCLEO‐F746ZG」をベースとしたLoRaゲートウェイ用ボードをはじめ、端末用ボード、関連のファームウェアおよび、開発ツールなどが含まれている。なお、ゲートウェイ用ボードと端末用ボードには、アンテナとオンボードデバッガが付く。

 STマイクロエレクトロニクスは、LoRa WANネットワークサーバのプロバイダーであるLORIOT、Actilityおよび、The Things Networkと契約しており、ユーザーはサーバの基本機能に無料で接続することができるという。また、myDevicesのCayenne for LoRa IoT開発ダッシュボードを用い、センサーで収集したデータを可視化したり、機器を制御したりすることが可能である。

 なお、P‐NUCLEO‐LRWAN2パックには、USIが設計したI‐NUCLEO‐LRWAN1ノード拡張ボードが同梱されている。このノード拡張ボードにはSTM32L0ベースのモジュールと、電子コンパス、大気圧センサー、温湿度センサーなどが搭載されている。

 P‐NUCLEO‐LRWAN3パックには、STM32L0ベースのRisingHF製モジュールの他、加速度センサーや大気圧センサー、温湿度センサーなどを実装したノード拡張ボードが付く。

 LoRa開発パックの参考価格は、いずれも約99米ドルと安価である。このため、企業の開発担当者だけでなく、ホビーユーザーや学生なども、手軽に活用することができるという。

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