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DNP、ベゼルレスディスプレイ向けガラスカバーガラスの飛散防止と低コストを実現

大日本印刷(DNP)は、ベゼル(額縁)レスのディスプレイに向けた「高機能ガラスカバー」を開発した。

» 2019年12月05日 10時30分 公開
[馬本隆綱EE Times Japan]

ガラスのエッジとコーナーをフィルムでカバー

 大日本印刷(DNP)は2019年12月、カーナビゲーションシステムなどに搭載されるベゼル(額縁)レスのディスプレイに向けた「高機能ガラスカバー」を開発したと発表した。

 開発した高機能ガラスカバーは、ガラスのエッジとコーナーまでをフィルムでカバーする構造とした。これにより、カーナビゲーションシステムに採用しても、ディスプレイとしてのデザイン性を損なわずに、衝突事故などでガラスカバーが割れてもガラスの飛散を防ぎ、搭乗者がけがをしないよう工夫した。

エッジとコーナーをフィルムでカバーしたガラスの外観 出典:DNP

 従来は飛散防止のため、ガラスカバーには強化ガラスを採用するのが一般的であった。これがコスト高の一因になっていたという。開発した高機能ガラスカバーは、安価なソーダライムガラスを用いた。これにより、ガラスの飛散を防止しながら、大幅なコスト削減を可能にした。

衝突試験によるガラス破損の結果。左が通常ガラス、右は高機能ガラスカバー 出典:DNP

 さらに、独自の反射防止フィルムを用いることで、低反射率と耐擦傷性に優れた特性を両立させている。

 DNPは、開発した高機能ガラスカバーを車載用カーナビゲーション向けに販売していく。さらに、次世代自動車のディスプレイ用前面板としての採用も提案していく。

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