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5G 人からモノへ 〜「未踏の時代」迎えた無線技術 特集
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» 2019年12月13日 11時00分 公開

SEMICON Japan 2019:5G、車載SoCテスト製品を強化するアドバンテスト (1/2)

アドバンテストは、「SEMICON Japan 2019」(2019年12月11〜13日、東京ビッグサイト)に出展。最大70GHzまでのミリ波に対応するRFデバイス/モジュール向け測定ソリューション「V93000 Wave Scale Millimeter」を展示した。同社は、「計測器を使用した高価な高性能実験用設備の性能を、費用対効果の高い汎用ATE装置で実現した」としている。

[永山準,EE Times Japan]

 アドバンテストは、「SEMICON Japan 2019」(2019年12月11〜13日、東京ビッグサイト)に出展。最大70GHzまでのミリ波に対応するRFデバイス/モジュール向け測定ソリューション「V93000 Wave Scale Millimeter」を展示した。同社は、「計測器を使用した高価な高性能実験用設備の性能を、費用対効果の高い汎用ATE装置で実現した」としている。

 V93000 Wave Scale Millimeterは、5G NR(New Radio)で利用されるミリ波周波数帯に対応したもので、具体的には24G〜44GHzのほかに57G〜70GHzも1台で対応。また、変調信号幅も2GHzと広くカバーしている。モジュラー方式のミリ波周波数帯双方向ポートを最大64ポート有しており、「5GやWiGigの異なる周波数のデバイス、モジュールだけでなく、将来測定が必要になる周波数帯でも使用できる」としている。

「V93000 Wave Scale Millimeter」の実機。1つのブロックのポート数は8個。8ブロックに搭載することで64ポートをサポートする。下にあるのがそれぞれ「V93000 Wave Scale RF」(左)と「V93000 Wave Scale RF18」だ(クリックで拡大)

 従来の有線テストはもちろん、5Gで採用が進むアンテナインパッケージ(AiP)デバイスのテストで必要となるビームフォーミング試験、OTA(Over-The-Air)試験も可能。説明担当者は、「ウエハーソートからファイナルテスト、OTAテストをシングルソリューションとして対応できる。また、モジュラー方式なので、顧客のニーズに合った構成をとることができることも大きな利点だ」と話していた。

 同社は、10M〜6GHz対応の「V93000 Wave Scale RF」のほか、IF(中間周波数)がカバーできる5.85G〜18GHz対応の「V93000 Wave Scale RF18」も提供しており、サブ6から最大70GHzのミリ波まで対応可能なテストソリューションがそろった形になる。

左=「V93000 Wave Scale RF」/右=「V93000 Wave Scale RF18」(クリックで拡大)
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