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» 2020年01月23日 09時30分 公開

オートモーティブワールド2020:79GHz帯 3D MIMOレーダーを日本初公開、ADI (1/2)

アナログ・デバイセズは「オートモーティブ ワールド2020」(2020年1月15〜17日、東京ビッグサイト)に出展。サクラテックと共同開発した79GHz帯3D MIMO(multi input multi output)レーダープラットフォーム「miRadar 48e-EV」を日本初公開した。距離分解能4cm、水平角度分離性能3度を実現しており、接近検知などの車載レーダーとしての用途を狙っている。

[永山準,EE Times Japan]

 アナログ・デバイセズ(ADI)は「オートモーティブ ワールド2020」(2020年1月15〜17日、東京ビッグサイト)に出展。サクラテックと共同開発した79GHz帯3D MIMO(multi input multi output)レーダープラットフォーム「miRadar 48e-EV」を日本初公開した。

79GHz帯3D MIMO(multi input multi output)レーダープラットフォーム「miRadar 48e-EV」(クリックで拡大)

 両社はこれまでにも、24GHz帯を利用したMIMOレーダープラットフォームなどを共同開発しており、サクラテックがバイタルセンサーシステム向けなどとして展開している。24GHz帯の場合はバンド幅が狭いことから分解能は80cm程度だったが、今回、バンド幅が4GHzの超広帯域な79GHz帯に対応したことで、細かな物体検知も可能になった。

 miRadar 48e-EVは、ADIが開発する送信3チャンネル、受信4チャンネルの79GHz帯に対応したRFトランシーバーICを2つカスケード接続。MIMO方式によって48チャンネルのバーチャルアレイを構築し、小型ながら距離分解能4cm、水平角度分離性能3度を実現した。視野角は仰角±10度、方位角±45度となっている。

 サクラテックは、各種データの保存と再生、最大3個のターゲット検出や距離、速度測定、カメライメージにレーダーデータを重ね合わせた表示などができる制御ソフトウェアも開発しており、物体の距離や方位(水平、垂直)のほか、速度も検出が可能。説明担当者は、「車載レーダーとして、歩行者や自転車などの小さな対象物の検知や、障害物の接近検知が高精度で実現できる」としている。

ソフトウェアを用いた検出の様子(クリックで拡大)
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