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TI、2020年第1四半期は減収減益Q2の見通しは2008年金融危機をモデルに

Texas Instruments(TI)は2020年第1四半期(1〜3月期)の売上高が前年同期比7%減の33億2900万米ドル、営業利益は同10%減の12億4400万米ドル、純利益は同4%減の11億7400万米ドルの減収減益になったと発表した。

» 2020年04月24日 09時30分 公開
[永山準EE Times Japan]

 Texas Instruments(TI)は2020年4月21日(米国時間)、同年第1四半期(1〜3月期)の売上高が前年同期比7%減の33億2900万米ドル、営業利益は同10%減の12億4400万米ドル、純利益は同4%減の11億7400万米ドルの減収減益になったと発表した。

2020年第1四半期決算概要 出典:Texas Instruments

 セグメント別に売上高をみると、アナログ分野ではシグナルチェーンおよび大容量製品で減少したものの、パワーマネジメント製品の成長がこれをほぼ打ち消す形となり、前年同期と比べ2%微減の24億6000万米ドルとなった。一方で、組み込みプロセッサ分野はマイクロプロセッサ、マイコンいずれも減少し、前年同期比18%減の6億5300万米ドル。DLP製品や電卓、カスタムASIC製品などを含むその他分野も、同23%減の2億1600万米ドルとなっている。

セグメント別の売上高、営業利益 出典:Texas Instruments

 また同社は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による景気後退が予想され、顧客の需要が見えにくくなる中、当社は2020年第2四半期の見通しのモデルに、2008年の金融危機を利用している。不確実性の高まりを反映して、ガイダンスの範囲を拡大した」と説明。2020年第2四半期の売上高見通しを、26億1000万〜31億9000万米ドルと幅広いレンジに設定したことを明かした。同社は、COVID-19感染拡大による供給面の影響を懸念し、顧客が在庫積み上げを進めたことで短期的な需要があるものの、その後は需要減が見込まれるとしている。

 工場の稼働については、「このような状況下でも一貫したリードタイムを維持し、顧客に高水準の製品を提供することは重要なメリットと考えている」と説明。第2四半期も、第1四半期とほぼ同じレベルで稼働する予定とした。

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