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» 2020年05月08日 11時30分 公開

福田昭のストレージ通信(165):HDD大手Seagateは4四半期連続で前期比の売り上げが増加 (2/2)

[福田昭,EE Times Japan]
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HDDの総出荷記憶容量は過去最大を更新

 Seagateは、HDDの総出荷記憶容量と1台当たりの記憶容量(平均記憶容量)を製品分野別に公表している。製品分野は「大容量品(マスキャパシティ品)」と「既存品(レガシー品)」である。マスキャパシティ品には、ニアラインHDD、画像データ格納用HDD、NAS(Network Attached Storage)などが含まれる。レガシー品にはミッションクリチカルHDD、デスクトップPC用HDD、ノートPC用HDD、デジタルビデオ録画用HDD、ゲームコンソールなどが含まれる。

応用分野別HDD製品の総出荷記憶容量と1台当たりの平均記憶容量、売り上げ比率の推移(2019会計年度第3四半期〜2020会計年度第3四半期)。出典:Seagate Technology(クリックで拡大)

 マスキャパシティ品は総出荷記憶容量と平均記憶容量のいずれも非常に大きい。2020会計年度第3四半期(2020年1月〜3月期)の総出荷記憶容量は91.1EB(エクサバイト)である。前の四半期に比べると27.8%増と大幅に伸びた。前年同期の43.0EBに比べると、2倍を超えている。マスキャパシティ品の平均記憶容量は8.2TBである。前の四半期に比べると1.8TB増加した。

 マスキャパシティ品の大半を占めるニアラインHDDの総出荷記憶容量は76.4EBである。マスキャパシティ品全体の83.9%を占めた。前四半期は68.7%だったので、ニアラインHDDの比率は15.3ポイントも上昇した。

ニアラインHDDの総出荷記憶容量の推移(2016会計年度第1四半期〜2020会計年度第3四半期)。出典:Seagate Technology(クリックで拡大)

 レガシー品の総出荷記憶容量は2020会計年度第3四半期(2020年1月〜3月期)に29.1EBだった。前の四半期に比べると6.5EB低下した。平均記憶容量は1.6TBで、前の四半期と同じである。

 HDD全体の総出荷記憶容量は120.2EBである。前の四半期に比べて13.3EB増え、2四半期連続で過去最高を更新した。HDD全体の平均記憶容量は4.1TBである。前の四半期に比べて0.8TB増え、4四半期連続で過去最大を更新した。

 Seagateの売り上げ金額に占めるマスキャパシティHDDの割合は57%で前の四半期に比べて8ポイント上昇し、半分を超えた。レガシーHDDの割合は36%で、前の四半期に比べて7ポイント下降した。

(次回に続く)

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