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» 2020年05月13日 10時30分 公開

2020年度通期見通しは出せず:2019年度売上高と営業利益が過去最高、太陽誘電 (2/3)

[永山準,EE Times Japan]

2020年度業績予想「通期予想は現段階では困難」

 同社は、2021年3月期(2020年度)第1四半期、売上高が前期比12.1%減の600億円、営業利益が同59.6%減の30億円、経常利益が同63.4%減の25億円、純利益が15億円となるとする業績予想も発表した。通期の予想については、COVID-19による影響の予測が困難なことに加え、各国の通商問題や地政学リスクも依然として存在していることから、「現段階において通期の業績予想を合理的に算定することが困難だ。合理的な算定が可能となった段階で速やかに開示する」と説明している。

2021年3月期第1四半期の業績概要(クリックで拡大) 出典:太陽誘電

 2020年度第1四半期について、自動車向けの需要は減少するものの、情報インフラや、ゲーム機など民生向け需要は増加を見込んでいるという。また、同四半期のコンデンサーの売り上げについては、2020年4月に底打ちし、それ以降は増加傾向になると予想している。

 なお、同社はCOVID-19への対応として、BCP(事業継続計画)に基づき各種対応策を実施。国内外の生産拠点では、各国政府および自治体の指示や指導に従いながら、感染防止策を徹底した上で生産活動を継続し、生産部門以外は、在宅勤務などを実施しているという。同社は、「COVID-19のもたらした非常事態は収束に至る見通しが依然として混沌とした状況だが、5Gや自動車の電装化を支える最先端の電子部品の開発と安定供給、生産性の改善とモノづくり力の向上などを着実に実行する」と説明している。

 COVID-19の影響と生産拠点の稼働状況は下図の通りだ。

左=生産、販売、調達、物流に関するCOVID-19の影響/右=生産拠点の稼働状況(クリックで拡大) 出典:太陽誘電

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