メディア
ニュース
» 2020年08月24日 13時30分 公開

量子コンピュータの計算能力拡大:IBM、量子ボリュームで自社最高の「64」を達成

IBMは、量子コンピュータの性能を表す「量子ボリューム」という指標で「64」を達成した。自社製品では最高値となる。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

27量子ビットのシステムをアップグレード

 IBMは2020年8月、量子コンピュータの性能を表す「量子ボリューム」という指標で「64」を達成したと発表した。自社製品では最高値となる。

 量子ボリュームは、回路の長さや複雑さなど性能指標を表したもので、その値が大きいほど、計算能力は高くなるという。IBMは、新たなソフトウェアやハードウェア技術を組み合わせて、性能の改善に取り組んできた。

 今回は、量子ボリュームの回路を最適に動かすための新たな手法などに着目。IBM Q Network内に配置された、27量子ビットで構成されるシステムのうちの1台をアップグレードすることで、量子ボリューム64を達成した。

 なお、IBMはこれまで、量子ボリューム32の8システムを含め、過去4年間に28台の量子コンピューティングシステムをIBM Cloud上に配置しているという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSフィード

公式SNS

All material on this site Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
This site contains articles under license from AspenCore LLC.