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Intel、第11世代Coreプロセッサの技術詳細を語る新技術「SuperFinテクノロジー」採用(1/3 ページ)

Intelの日本法人インテルは2020年9月3日、オンラインで開催した事業説明会において、第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake)の技術詳細について説明した。

» 2020年09月04日 12時13分 公開
[永山準EE Times Japan]

 Intelの日本法人インテルは2020年9月3日、オンラインで開催した事業説明会において、第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake)の技術詳細について説明した。

「1世代分を上回るCPU性能向上」を実現

 薄型軽量ノートPC向けの世界最高クラスのプロセッサとして発表された第11世代Coreプロセッサは、前世代のSunny Coveアーキテクチャをベースに改良した「Willow Cove」を採用。ディスクリートGPUに引けを取らないような性能を有する「Iris Xeグラフィックス」やAIアクセラレータ「Gaussian & Neural Accelerator(GNA) 2.0」を搭載するほか、Thunderbolt 4やCPU内蔵PCIe Gen4なども統合しており、「CPUのパフォーマンスのみならずさまざまなテクノロジーを提供することでPC全体の能力を最大限引き上げることに貢献する」としている。

発表された第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake) 出典:インテル

 インテルはその性能について、最上位モデルにあたる「Core i7-1185G7」プロセッサと、競合であるAMDの「Ryzen 7 4800U」とのベンチマークによる比較を紹介。演算性能のベンチマーク「SYSmark 25」では+28%、3Dグラフィックス性能の「3DMark Fire Strike」では+67%、ディープラーニング性能の「MLPerf」では4倍のパフォーマンス差を発揮したとしている。また、オフィスソフトやクリエイティブ、ゲーム、ネットなどの各種アプリケーションでの性能差についてもRyzen 7 4800Uを上回るパフォーマンスを実現したことを紹介した。

最上位モデルにあたる「Core i7-1185G7」プロセッサと競合であるAMDの「Ryzen 7 4800U」ベンチマーク比較 出典:インテル

 今回、事業説明会では、同社技術本部長の土岐英秋氏がその技術詳細を説明した。下図は、第11世代CoreプロセッサおよびPCH(Platform Controller Hub)の新要素をまとめた一覧図だ。

第11世代CoreプロセッサおよびPCH(Platform Controller Hub)の新要素 出典:インテル

 第11世代Coreプロセッサは前世代(Ice Lake)と同じ10nmプロセスながらも「1世代分を上回るCPU性能の向上」(同社)を実現するなどしている。この性能向上を可能にしたのが、「SuperFinテクノロジー」という新技術だ。

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