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» 2021年01月29日 10時30分 公開

ルネサス、32ビットマイコン「RA2E1グループ」発売RAファミリーにエントリー製品追加

ルネサス エレクトロニクスは、32ビットマイコン「RAファミリー」のエントリー製品と位置付ける「RA2E1グループ」48製品を新たに追加、量産を始めた。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

Arm Cortex-M23コア搭載の48製品を発売

 ルネサス エレクトロニクスは2021年1月、32ビットマイコン「RAファミリー」のエントリー製品と位置付ける「RA2E1グループ」48製品を新たに追加、量産を始めた。コストや実装スペースに制限がある家電機器や産業機器などの用途に向ける。

RA2E1グループの外観

 RA2E1グループは、CPUコアとして動作周波数が最大48MHzの「Arm Cortex-M23」を搭載している。また、容量が最大128kバイトのフラッシュメモリと16kバイトのSRAMを内蔵した。動作電圧範囲は1.6〜5.5Vと広い。

 クロックのスケーリングや、個別に対応できる周辺機能の有効化/無効化、さまざまな低消費電力モードへの対応などにより、消費電力も抑えた。動作電流は100μA/MHzで、スタンバイ電流は250nAである。EEMBCのULPMark-CoreProfile(CP)においても、321(1.8V時)のスコアを達成している。

 この他、静電容量式タッチセンシングユニットや、精度が1.0%のオンチップオシレーター、4Kバイトのデータフラッシュ、耐圧5VのI/Oポート、温度センサー、12ビットA-Dコンバーターなどを搭載した。動作温度範囲は−40〜85℃または−40〜105℃である。パッケージは端子数が25〜64個でLQFPやQFN、LGA、BGA、WLCSPなどを用意した。ピン配置や周辺機能において「RA2L1グループ」と互換性があるという。

 さらに、IEC60730セルフテストライブラリも提供する。マイコンの正常動作を確認するために用意した安全機能を用いて、マイコンの自己診断が行える。AES暗号アクセラレーターや真性乱数生成器(TRNG)、メモリ保護ユニットを活用すれば、セキュアなIoT(モノのインターネット)機器を比較的容易に開発できる。

 RA2E1応用機器の開発や評価を迅速に行うための「RA2E1用開発キット」は、既に提供を始めている。RA2E1とアナログ、パワー製品を最適に組み合わせたソリューション「ウィニングコンビネーション」も順次リリースする予定である。

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