ソニーセミコンダクタソリューションズは、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング長崎テクノロジーセンター(長崎テック)の敷地内に建設していた増設棟が完成し、CMOSイメージセンサーの生産を開始したと発表した。
ソニーセミコンダクタソリューションズは2021年4月20日、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング長崎テクノロジーセンター(以下、長崎テック)の敷地内に建設していた増設棟が完成し、CMOSイメージセンサーの生産を始めたと発表した。
長崎テックは、スマートフォン向けCMOSイメージセンサーの生産拠点である。高画質で高性能化が進むスマートフォンカメラ向けCMOSイメージセンサーの需要が拡大する中、同社は供給能力の拡大に取り組んできた。
新たに生産を始めた「Fab 5」と呼ぶ増設棟では、今後も必要に応じて生産能力を強化していく計画である。Fab 5は延べ床面積が約4万8000m2で、クリーンルームの面積は1万m2(5000m2×2層)。
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