わが社の技術/製品戦略 2017[特別企画]

エレクトロニクス業界は、近年の業界の成長を支えてきたスマートフォン需要拡大が一服し、変化の時代を迎ている。ただそうした中でも、クルマの自動運転技術(ADAS)や、2020年の東京オリンピック、第4次産業革命、さらにはIoT(モノのインターネット)など、新しい成長けん引役も登場しつつある。主要電子デバイスメーカー/商社のキーマンに、新たな時代に向けてどのような技術開発、製品開発を進めていくのか、語ってもらった。

アナログ・デバイセズ

代表取締役社長 馬渡修氏:

アナログ・デバイセズは、2017年3月にリニアテクノロジーを統合し、新たな一歩を踏み出した。「高性能分野に特化してきたのが、両社の共通姿勢。顧客にさらに付加価値の高いソリューションを提供できるよう、カバー領域をシステムレベルまで広げていく」という同社日本法人社長の馬渡修氏に、新生アナログ・デバイセズの製品戦略などについて聞いた。

オン・セミコンダクター

上席副社長 David Somo氏:

2016年9月にフェアチャイルド・セミコンダクターの買収を完了し、年間売上高が50億米ドルの半導体メーカーとなったオン・セミコンダクター。この買収により、同社はアナログ・パワー事業の比重が一気に高まった。コーポレートストラテジ&マーケティング担当上席副社長のDavid Somo氏は、パワー市場をけん引するメーカーへと変化したと強調する。

サンケン電気

技術本部MCBD事業統括部長 高橋広氏:

サンケン電気のモーター用半導体事業が好調だ。2017年1〜3月に前年同期比20%超の売上高成長を達成した。同社技術本部MCBD事業統括部長高橋広氏は「海外市場での需要増に加え、白物家電に最適な独自低損失パッケージが好評だった」と分析する。「今後は、顧客のさまざまな要求に応えられるソリューションプロバイダーを目指す」という高橋氏に同社モーター用半導体事業の製品/技術戦略について聞いた。

コアスタッフ

代表取締役 戸澤正紀氏:

コアスタッフは、商社機能、EMS機能に、完全子会社化したアットマークテクノのメーカー機能を加えて、包括的なIoT(モノのインターネット)プラットフォームが提供可能な事業体制を整えた。IoTプラットフォームベンダーとして、どのような製品サービス/技術戦略を描いているのか――。コアスタッフ代表取締役を務める戸澤正紀氏に聞いた。

提供:アナログ・デバイセズ/オン・セミコンダクター/コアスタッフ/サンケン電気
アイティメディア営業企画/制作:EE Times Japan/EDN Japan/MONOist編集部/掲載内容有効期限:2017年9月21日

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