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» 2017年05月11日 10時30分 UPDATE

校正期日も一元管理:計測器に特化した無償の資産管理ツールが登場 (1/2)

横河レンタ・リースは、校正期日管理などに対応した計測器専用の資産管理ツールの提供を2017年5月10日から開始した。基本機能は無償で利用できる他、有償オプションとして計測器の予約利用管理機能なども提供する。

[竹本達哉,EE Times Japan]

横河レンタ・リースが2017年5月10日から提供

 煩雑な計測器の資産管理をより簡単、便利にすることを狙った計測器管理ツールの提供が始まった。2017年5月10日、計測器やIT機器のレンタル事業を展開する横河レンタ・リースが、無償で基本機能が利用可能なクラウド型計測器管理ツール「MyAssets(マイアセッツ)」を発表し、同日から提供を開始した。

 MyAssetsは、計測器に特化した資産管理ツールであり、台帳管理の他、計測器に不可欠な校正に関わるスケジュールや校正、修理実績情報などをWebブラウザベースで一元的に管理できる。校正スケジュール管理機能では、あらかじめ設定したタイミングで校正期日(またはレンタル満了日)が近づいていることを告げる通知を行う他、ツール上から簡単な操作で、横河レンタ・リースの提供する受託校正サービスの申し込みも行える。さらに、横河レンタ・リースで校正を実施した計測器(レンタル品含む)であれば、自動的に校正情報が反映される他、校正書類情報も簡単に確認できるようになる。

クラウド型計測器管理ツール「MyAssets」の概要 (クリックで拡大) 出典:横河レンタ・リース

 こうした資産管理ツールとしての基本的な機能は無償で提供され、横河レンタ・リース以外から購入、レンタルした計測器も同ツールに登録できる。

無償で利用できる「MyAssets」の主な機能 (クリックで拡大) 出典:横河レンタ・リース

計測器の効率運用にも

 横河レンタ・リースによると計測器の資産管理は、他の機器や設備に比べ難しいという。「多くの企業では20万円以上の計測器については、固定資産として台帳管理を行うが、20万円未満の計測器については備品として取り扱うため、固定資産台帳から記載が漏れる。しかし、計測器は価格に関わらず、定期的な校正作業が不可欠なため管理が必要になるという計測器特有の事情がある。計測器を多く所有する大手企業では、部門ごとに計測器の管理を独自に行い、一元化されていない」(横河レンタ・リース)。MyAssetsは、1000台以上の計測器を所有するような大手企業での利用を想定し開発。部門間で共通のデータベースにより計測器を管理することで、計測器管理業務を効率化できる他、計測器の効率的な運用が期待できるとする。

 月額5万円のオプション機能として予約機能も用意。予約機能は、社内会議室の利用予約システムのように、ブラウザベースで計測器の利用予約が行える機能。計測器の利用ができない校正、修理作業期間も登録できる他、利用期間に応じた課金管理や計測器ごとの稼働実績の照会も行える。「稼働実績は、計測器に対する投資計画の参考にもなるだろう」(同社)と見込む。

「MyAssets」の予約管理機能(有償)のイメージ (クリックで拡大) 出典:横河レンタ・リース

 さらにMyAssetsの利用を支援するサービスメニュー「MyAssetsアシスタンス」を用意。MyAssetsへの機器情報登録のための棚卸し代行や登録代行などのサービスを有償で提供する。

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