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» 2018年10月05日 10時30分 公開

10〜12月は前年比5%下落か:DRAMの価格下落が加速

メモリチップ価格の追跡を手掛ける市場調査会社TrendForceによると、DRAM価格は2018年第4四半期(10〜12月)に同年前期比で約5%下落する見込みだという。

[EE Times]

需要の伸びが鈍化

 メモリチップ価格の追跡を手掛ける市場調査会社TrendForceによると、DRAM価格は2018年第4四半期(10〜12月)に同年前期比で約5%下落する見込みだという。その背景には、ビット供給量が増える一方で、ホリデーシーズンを前に需要の伸びが鈍化していることがある。

 TrendForceの一部門であるDRAMeXchangeでシニアリサーチディレクターを務めるAvril Wu氏は、報道発表資料の中で「DRAM製品の価格は2018年第2四半期(4〜6月)まで9四半期連続で上昇していたが、2018年第3四半期(7〜9月)に入ってからは低迷傾向にある」と述べた。

DRAM価格推移 DRAM価格推移(コントラクト価格) 出典:DRAMeXchange

 Wu氏によると、PCおよび、サーバ用DRAMの価格上昇が特に弱く、2018年第3四半期にはわずか1〜2%しか伸びなかったという。一方で、モバイル用DRAMの価格は、ホリデーシーズンが近づいているにもかかわらず横ばい状態が続いている。また、グラフィックス用DRAMの価格は下落しているとようだ。

 Wu氏は「2018年初めからスポット価格の下落が続いていたが、6月の終わりには約定価格より低い水準まで下がった。現在、スポット価格は約定価格を10%下回っている。これは、全体的なDRAM価格が下落していることを早期に示す指標となり得る」と述べた。

【翻訳:青山麻由子、編集:EE Times Japan】

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