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» 2019年06月26日 09時30分 公開

トップの米国が過半数を占める:IC Insights、2018年の国/地域別IC市場世界シェア発表

米国の市場調査会社IC Insightsは、2019年6月18日(米国時間)、2018年の世界のIC市場シェア調査結果を発表した。IC企業の本社所在地/地域別にまとめたもので、トップの米国がシェア52%と全体の過半数以上を占める結果となった。2位は韓国の27%で、2017年から3ポイント上昇。日本は2位から大きく離された7%で3位。4位は欧州と台湾でともに6%、その後は中国の3%となっている。

[永山準,EE Times Japan]

トップは"最もバランスが取れている"米国

 米国の市場調査会社IC Insightsは、2019年6月18日(米国時間)、2018年の世界のIC市場シェア調査結果を発表した。IC関連企業の本社所在地/地域別にまとめたもので、トップの米国がシェア52%と全体の過半数を占める結果となった。2位は韓国の27%で、前年から3ポイント上昇。3位の日本は2位から大きく離された7%、4位は欧州と台湾でともに6%、その後は中国の3%となっている。

2018年のIC関連企業の本社所在地/地域別世界市場シェア調査結果(クリックで拡大)出典:IC Insights

 また、この調査では、IDM企業とファブレス企業で分けた分析も行っている。ファブレス企業において、韓国と日本はともに1%、欧州も2%とシェアが低く、IC市場全体でのシェアはIDM企業にけん引された形となっている。対照的に、台湾と中国はIDM企業が弱く、それぞれ16%、13%と2桁を記録しているファブレス企業の強さによって、IC市場全体でのシェアを高めている。

 米国は唯一、IDM企業が46%、ファブレス企業が68%と、ともに高水準を記録。IC Insightsは「米国が市場のシェアに関して最もバランスが取れている」としている。

メモリバブル崩壊で韓国は「最高から最低」に?

 2位の韓国は、2018年、DRAMやNANDフラッシュメモリの売り上げが急増した"メモリバブル"の影響で、SamsungとSK Hynixの2社を主とするIDM企業の売り上げが大きく伸びた。結果として韓国は同年、半導体市場において急成長を続ける中国を3%上回る26%の売上増を記録したという。

 IC Insightsによると、2018年のIC市場全体の成長率14%を上回る成長をしたのは、中国と韓国だけだったという。ただ、2019年のメモリ市場は、約30%と大幅なマイナス成長を見込まれており、「2019年の韓国IC企業の売上成長率は、2018年と比べて、"最高から最低"になる可能性がある」としている。

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