ワイヤレス設計(Wireless Design)特選コーナー

今やありとあらゆる機器に組み込まれるようになったワイヤレス機能。その設計業務に役立つ情報をまとめてお届けする。携帯電話などの高速移動体通信から、応用が広がる近距離無線、新領域として注目を集めるミリ波通信まで、各種無線システムの設計に不可欠な部品やツール、標準規格や認証テストの最新動向を追う!

次世代通信規格「5G」特集

WTP2014 / ワイヤレスジャパン2014:

NTTドコモは「ワイヤレス・テクノロジー・パーク2014」(WTP2014)で、「ムービングノード」と呼ばれる大型アンテナを用いた第5世代(5G)の通信技術を紹介した。バスや電車などの移動体にこのアンテナを設置し、そこをWi-Fi基地局のように使うという仕組みである。

(2014年6月6日)
テスト/計測 アジレント:

ワイヤレス通信市場が最大用途市場となっているアジレント・テクノロジー。長く同市場に注力し続け、あらゆるワイヤレス通信に関するあらゆるニーズに応えられる製品/技術サポート力を築き上げてきた。現在、研究開発、規格化が進む第5世代携帯電話方式や自動車、産業機器といった新たに無線通信応用領域に対しても「総合力」を強みにリーディング企業の地位を狙う。

(2014年5月26日)
“後発”だけど狙うは“最先端”:

ナショナルインスルメンツ(NI)は、5年ほど前にワイヤレス/RF市場向け計測/試験装置分野に本格参入した。参入当時から大規模MIMOなど多くの革新的技術を必要とする第5世代携帯電話通信方式(5G)など次世代技術に向けた製品、サービスの展開に特化し、それら最先端技術の開発現場での採用実績を増やしている。

(2014年5月21日)
無線通信技術:

エリクソン・ジャパンは、「5G(第5世代)」と「3GPPリリース13」を中心とした、「2020年に向けた移動通信の進化」について記者説明会を開催した。エリクソンでは、2020年ころに商用化が予定されている5Gを、単なるモバイル技術の進化ではなく、『ネットワーク化社会のためのネットワーク』と位置付けている。

(2014年5月20日)
世界的な5Gの実用化検討への貢献目指して:

NTTドコモは、国内外の通信機器メーカー6社と第5世代携帯電話通信方式(5G)に関する実験で協力することに合意したと発表した。各社と高周波数帯での広帯域利用に向けた研究を進め「世界的な5Gの実用化検討に貢献していく」(ドコモ)という。

(2014年5月9日)
ビジネスニュース 業界動向:

第5世代(5G)携帯電話通信網の実現に向け、欧州委員会が規格策定団体を正式に発足させた。欧州では、5G規格のドラフト版が既に発表されているが、通信容量の増加と消費電力の低減、効率の向上を目指し、本格的に話し合いを進めるとしている。

(2013年12月26日)
CEATEC 2013:

NTTドコモは、LTEやLTE-Advancedの次世代規格となる5G(第5世代)の通信容量についてシミュレーションを行った。それによると、5Gは現行のLTEに比べて1400倍以上の通信容量を実現できる可能性があるという。

(2013年10月4日)
無線通信技術 ミリ波:

Samsung Electronicsが第5世代(5G)向けの通信技術を開発したと発表した。ミリ波帯を使用し、基地局当たり数十Gビット/秒(Gbps)のデータ転送速度を実現できると見込んでいる。

(2013年5月17日)
無線通信技術:

第4世代無線通信規格である「LTE-Advanced」に続く第5世代(5G)無線通信の技術開発が、始まろうとしている。ドイツのドレスデン工科大学は、世界に先駆けて5Gシステムの研究開発に着手することになりそうだ。

(2012年5月31日)

業界動向/市場予測

無線通信技術 Bluetooth:

Googleは新たなAndroid OS「L」で、「Bluetooth Smart」および「Bluetoothクラシック」をネイティブでサポートする。Appleの「iOS」に続き、主要なモバイルOSがBluetooth Smartに対応したことで、システム開発が一段と加速する可能性が高まった。

(2014年8月22日)
ワイヤレスジャパン2014/WTP2014:

ローデ・シュワルツは、最新の携帯電話通信方式である「LTE-Advanced」に対応する携帯端末機器、基地局用通信装置、および電子部品の開発や評価に必要となる測定機器/システムをWTP2014でデモ展示した。

(2014年5月29日)
IoTのその先へ:

2010年に発表されたBluetooth Smartは、モノのインターネット(IoT)の担い手となった。2013年12月に策定が完了したBluetooth 4.1は、IoTをさらに一歩進め、「1対1」だけでなく「1対多数」の接続を実現している。全てのモノが常時つながる“あらゆるモノのインターネット”時代が本格的に到来しようとしている今、Bluetooth 4.1がその根幹となる技術として注目を集めている。

(2014年6月23日)
Wi-SUN相互接続試験の「標準器」へ:

ルネサス エレクトロニクスとアナログ・デバイセズは、共同開発したサブギガヘルツ無線通信プラットフォーム「Renesas/ADI SUN Solution for RL78 & ADF7023-J」が、Wi-SUNアライアンスのECHONET Liteプロファイル認証を取得したと発表した。

(2014年5月26日)
2014年内にも対応製品が登場:

2014年内にも出荷される見込みの無線通信規格「WiGig」対応製品が急速に普及しそうだ。米調査会社によると、2014年から勢いよく普及し、2017年には15億台もの機器がWiGigに対応するという。

(2014年5月8日)
無線通信技術 Bluetooth:

低消費電力のBluetooth 4.0が正式に策定されてから、Bluetoothの用途は確実に広がった。2018年には、Bluetoothに対応した機器が320億個に到達すると予測されている。さらなる普及には、「モノのインターネット(IoT)」がカギになりそうだ。

(2013年4月16日)
無線通信技術:

前編に続き、簡単な無線接続を提供するツールを紹介する。「Cortex-M3」を搭載したボードや、SDカード状のWi-Fiモジュールなどが登場する。

(2013年10月21日)
無線通信技術 Bluetooth:

Bluetooth SIG(Special Interest Group)は2013年12月5日、最新仕様「Bluetooth 4.1」が策定されたと発表した。

(2013年12月5日)
無線通信技術 Wi-SUN:

IoT(モノのインターネット)向け無線通信規格「Wi-SUN」の普及拡大を図る情報通信研究機構は、Wi-SUNの動向に関する会見を開催し、1年半から2年後にはWi-SUN搭載スマートフォンが製品化される見通しなどを示し、Wi-SUNの普及が順調に進んでいることを強調した。

(2013年10月9日)
無線通信技術:

900MHz帯は、ZigBeeやZ-Waveなどが使用している帯域だ。ここにWi-Fiが参入しようとしている。最も広く普及している無線LAN規格として、ホーム/ビルオートメーションなどの用途で競争力を高めたい考えだ。

(2013年9月5日)

技術解説(無線業界の最新動向や、機器設計に役立つ評価手法などはここをチェック!)

無線通信技術 Wi-Fi:

201X年の近未来、モバイル機器はもっと自由になる。写真や映像といったさまざまな大容量コンテンツを、「意識」しないほどスムーズにやりとりできる時代へ。モバイル機器の無線通信技術が今大きく変わろうとしている。スマートフォンやタブレットPCといったモバイル機器の使い勝手を大きく高める、新たな無線通信技術の最新動向をまとめた。

(2012年3月9日)
無線通信技術 Wi-Fi:

2012年以降に実用化されるデータ伝送速度が1Gビット/秒超の高速無線LAN。既存のIEEE 802.11nに比べて大幅な高速化が図られている。そこにはどのような技術が採用されているのか? 「IEEE 802.11ac」と「IEEE 802.11ad」の高速化を支える技術的な側面に焦点を絞って解説しよう。

(2012年3月16日)
無線通信技術 NFC:

さまざまなものに触れることで情報を伝える近距離の無線通信技術「NFC(Near Field Communication)」。2011年以降、NFC とスマートフォンが組み合わさることで、新しい用途が広がっていく。

(2011年4月11日)
無線通信技術 TransferJet:

機器同士を接触させて、機器に格納された大容量データを高速に移動する・・・。このようなコンセプトを持つ高速無線通信技術「TransferJet」が、普及に向けた歩を着実に進めている。

(2010年11月5日)
無線通信技術 LTE:

モバイル端末からのインターネット利用が世界中で急激なスピードで拡大し、ネットワークの帯域幅を大量に消費し始めた結果、帯域幅が逼迫し始めている。その解決に向けた提案が半導体業界から相次いでいる。

(2011年4月8日)
3Gからの移行を妨げるものは何なのか?:

第4世代のワイヤレス通信技術(4G)について語られるようになってから久しい。しかしながら、現時点でも4Gの「実体」は確定的なものとはなっていない。現状の第3世代から第4世代への移行に当たっては、どのようなことが課題になるのだろうか。そして、設計者は、この新技術に対してどのように向き合っていけばよいのだろうか。

(2009年8月1日)
テスト/計測 スペクトラムアナライザ:

一般家庭に無線機器があふれ返る現代。機器メーカーは、標準規格に準拠した半導体チップやモジュールを利用すれば、比較的容易に無線機能を組み込める。しかし規格の林立や機器の複雑化などで、無線設計の不具合からは簡単に逃れられないのが実情だ。その不具合を確実に捕捉し、原因を追究する道具が必要になる。無線設計に欠かせない測定器であるスペクトラムアナライザが近年、この要求に応えるべく進化を遂げている。

(2011年7月11日)
テスト/計測:

位相雑音を高い精度で手軽に測定できることを売りにした測定器が、最近になって相次いで登場している。それらは、それぞれ特徴的な機能を備えるほか、利害得失がある。従って、「最適」な測定器は測定対象とする信号源や、測定結果をどのように活用したいかによって違う。各測定器の特徴や使いどころを解説する。

(2007年5月14日)
無線通信技術:

米Agilent Technologies(アジレント・テクノロジー)社は、高周波回路の非線形特性を高い精度でコンピュータ解析(シミュレーション)するための基本技術を開発した。無線システムの高度化などを背景に、高周波回路のシミュレーションにおける非線形特性の解析精度を高めたいという需要が高まっており、これに対応する。

(2009年2月24日)

電磁界シミュレーションは、電子機器の開発では必要不可欠なEMC対策において、大きな役割を果たすようになっている。しかし、効率的に電磁界シミュレーションを行うには、開発している機器の状態やシミュレーションの条件を理解した上で、適切なツールを選択する必要がある。本稿では、まず、電磁界シミュレーションを行う際に必要となる基礎知識をまとめた上で、各社解析ツールの動向や注意すべき事柄などを紹介する。

(2010年11月1日)
設計の基礎/ポイントから、RFフロントエンドICの動向まで:

最新の無線通信規格を採用した機器を開発する場合、通信距離を確保するためには、送信器と受信器の末端部分に当たるRFフロントエンドの設計が重要となる。本稿では、まず、RF回路の設計に必要となる基礎知識についてまとめる。その上で、通信距離を確保するための設計上のポイントや、RFフロントエンドICの最新動向などを紹介する。

(2010年9月1日)
対応システムの開発に必要なものとは?:

高速通信を実現する次世代無線通信規格として、LTEには大きな期待がかかっている。2010年のLTEネットワークの商用化に向けて、技術者は開発中のLTE端末や基地局に対してさまざまな試験シナリオを適用し、単体試験や結合試験、小規模な実地試験を行っているところだ。では、新たな規格であるLTEに対応した機器の開発では、従来とは異なるどのような測定手法や試験装置が必要になるのだろうか。

(2010年9月1日)
乱立する規格への最適な対処法とは?:

WiMAX、ZigBee、LTEなど、無線通信の世界には、新たな規格が続々と登場している。その一方で、ワイヤレス機器では古い規格も比較的長く使われる傾向にある。そのため、複数の規格をサポートすることや、規格の変更に伴うアップグレードを容易に実現する実装手法が求められている。では、こうした要求に応えるために、実際にはどのような取り組みが行われているのだろうか。

(2010年6月1日)
4社の事例で知る:

テスト装置が進化を遂げる一方で、RFテストの現場では、装置が備える専用の測定/解析機能を使用せず、アルゴリズムやテストプログラム、テストの自動化手法を独自に開発/使用しているエンジニアも多い。本稿では4社のエンジニアに対して行った取材を基に、それぞれがどのような理由で、どのような取り組みを行っているのかを紹介する。

(2009年10月1日)
FMC普及の鍵を握る:

Wi-Fi機器や携帯電話機による通信が普及するに連れ、音声/データに常時アクセスできる環境を求める声が高まっている。このような環境を実現するために数年前に登場したのが、Wi-Fiと携帯電話を融合したFMCだ。しかし、FMCには課題も多く、世界的な規模での普及には至っていない。本稿では、そうした課題の1つであるテスト手法について取り上げ、主にWi-Fiの“モバイル性能”を統合的に評価する方法を紹介する。

(2009年7月1日)
イミュニティを高める設計技法:

携帯電話は電波をやりとりする代表的なシステムである。これが電磁波ノイズの原因となることは容易に想像がつく。しかし、実際にはインバータ方式の蛍光灯といった機器ですら、ほかの電子機器を誤動作させる電磁波ノイズの発生源となり得る。本稿では、RFノイズによって電子機器にどのような症状が起きるのか、またノイズ耐性(イミュニティ)を高める手法はどのようなものになるのかを解説する。

(2008年5月1日)
電力線通信とRF通信の実用性を探る:

ホームオートメーションを構築するためのネットワークシステムが、新たな展開を見せている。インテリジェント住宅の実現に向けて、新しい技術や標準の通信規格、ネットワーク機能が集約された民生電子機器が登場してきたからだ。本稿では、電力線通信とワイヤレス/RF通信に着目し、ホームオートメーションにおけるこれらの実用性を探る。

(2007年10月1日)
あらゆる機器をワイヤレスでつなぐ:

安価なワイヤレスネットワークと組み込みプロセッサの組み合わせがコンピュータ革命を持続させている。本稿では、あらゆる機器をワイヤレスでつなぐための、いくつかの通信方式とその事例を交えながら、ワイヤレスネットワークの実用性や現状の問題点について解説する。

(2007年9月1日)

ICの高速化/複雑化が進むに連れ、プローブテストでRF信号を扱う必要性が高まっている。本稿では、ウェーハ上でRF信号の測定を行う方法に焦点を当て、その基本となる事柄と測定時の注意点などを概観する。

(2007年9月1日)

「無線通信技術」記事総覧

All material on this site Copyright © 2005 - 2013 ITmedia Inc. All rights reserved.
This site contains articles under license from UBM Electronics, a division of United Business Media LLC.